棚に飾られている
世界中のカップのコレクションで飲み物を提供して下さる喫茶店があります
お店の方が選んでくださったり、お客さん自らに選ばさせてくれたり
京都の観光地にも近いお店で、数年に1度、ゆったりできそうな時間帯に行かせてもらっています
お店に行く間隔がかなり空いて、髪型や服装が変わっても、様々な種類のカップの中で、私のところには深い青色や青系のカップが運ばれてくることが多かったのですが
引っ越しで環境が変わる予定があった時、お店に行くと、カップもソーサーもほぼ全体が深い赤色で覆われているものが運ばれてきて、ドキッとしたこともありました
かなり久しぶりにお店を訪ねてみると代替わりをされていて、カップの数が前より減っていました
レジ近くに、すっかりチョビ髭が白くなったおじいちゃんマスターの写真が飾られていました
ジッと見ていると
「二年前に・・・」とウェイトレスの方が教えてくださったので
写真を見ながら「お客さんを見て、マスターがカップを選んで出してくれる。というので有名でしたよ。私、間が空いてお店に来た時に前回と同じカップが目の前に置かれて感動してました」と話すと
初めてお見かけしたウェイトレスの方が「そういうことはしてません」と、おっしゃいました
ん?今はってことですよね?と思いましたが「そうなのですね」と言いました
当時、私と同じように感じていたお客さんは他にもいらっしゃったと思うのですが・・・
同じカップでも、その時によって別のカップのように感じることがあったり
カップの形が似ていても、手に持った感じや、厚みで唇にふれる感触が異なったり・・・
マスターとは挨拶だけでしたが、カップ&ソーサーの陶器という物を通じてカウンター越しから見守られていたように感じます
フフフ・・・おめでたい私
こちらの喫茶店では声をかければ自ら棚にあるカップを選ばさせてもらえます
店名にちなんだと思われるカップをセレクトし、コーヒーだけでなく、器も堪能させてもらいました
・・・・・
周りから、私のパーソナルカラーはウィンターだと言われることが多く、専門の方にアドバイスを受けてみようとパーソナルカラーを友人と一緒にみていただきました
スッピン、コンタクト無し。からのスタート
早々に先生から「非常に分かりやすい、ウィンターさんです」と診断され、普段使っている化粧品にブラウンの物が2つあったのですが
先生が「こちらはウィンターさん向きです。そちらはオータムさん向きです。厳密に言うと、こちらはブラウンではないんですけどね。あくまでご参考に」とおっしゃいました
違いが分からなかったので「なにがどう違うんですか?」と訊ねると
先生は化粧品の色番の詳細を見て「そうそう、やっぱり、合ってる・・・(約1分、マニアックな色の説明をしてくださいました~割愛~)」
聞いても、目で見ても、私には違いが分かりませんでしたが、さすが先生!と思いました
先生は元々、ラグジュアリーブランドにお勤めで、オシャレ好きが高じて、カラーのお勉強をし、資格を取って、パーソナルカラーのサロンをもたれることになったそうです
ウィンターカラーといっても広範囲
先生にみていただいて半年も経たない頃、遠出した時にカップのコレクションをされている喫茶店を見つけたのですが
行列ができていたので少し間をあけて再度行くと、5人に減っていたので並んで入ってみました
コーヒーのいい香り
出入りが頻繁。ウェイトレスの方も多く、常に動かれています
そんな中、運ばれてきたのは両隣の席の人も同じ、ワインレッド色のカップ&ソーサー
あら、随分前に京都の喫茶店で出会ったものと、色も見た目の雰囲気も同じ(笑)
そして、この色は『ウィンター』
でも、京都のおじいちゃんマスターがパーソナルカラーのスクールなどに通って学ばれた・・・とは思えないです
日々、音楽の流れている喫茶店で、お客さんに黙々とコーヒーを淹れながら、気がついたら自然に身についていた感覚なのかもしれません
それはそれで、マスターさすが!です