晴れた昼間、駅のホームで電車を待っている時
向かいのホームに、目の高さで白い蝶々が飛んでいたので眺めていると
目の前を電車が通過。蝶々がどこに行ったか捜します
見上げてみると、さっきより離れた高い所で
パッと急に、青い空を背景に、白い蝶々が飛んでいるのが見えました
蝶々は先ほどまで、白い雲を背景に飛んでいて、見つけにくかった感じ
そういえば、白い飛行機雲も、いつも青い空が背景の時に見ている気がします
見えている明るい青空の上の
遥か遠くには、暗い宇宙
『闇と沈黙の中でさえ、すべてのものは、驚嘆すべきものを持っています。私はどんな状況にあっても、その中に充足があることを学んでいます』
『目に見えるものは移ろいやすいけれど、目に見えないものは永遠に変わりません』
(ヘレン・ケラーの言葉より)
そこにあるはずのものが
肉眼で見えないもこともあります
その逆で
寒い時に見える、白い吐息
暑い時に見える、陽炎
・・・・・
光と影
普段、見える影は
光に照らされるとできます
影は間接的
直接見える表面的なものと
その奥にあるもの
・・・・・
『影絵劇』は光と影で表現し、見る側は映し出された影から、それが何かを想像し
影の動き、セリフや音楽等にのせて物語が展開されていきます
光が影を際立たせているのか
影が光を際立たせているのか
綺麗な物と
美しいもの