・ニョロニョロ

ギリシャ研究家の女性がYouTubeで

古代ギリシャが舞台のゲームを使い『ギリシャ案内』を面白く紹介されているのを見て、そういえば、と思い出しました

 

学生の頃の夏休み。友人からの急なお誘いで夕方から、友人の弟と三人で車に乗って滋賀県安曇川の河原へ

 

いつもと違って、車内はクラシック音楽

 

到着

 

姉弟は安曇川に来慣れている様子

 

温め直すだけの時短バーベキューで片付けもラクチン

 

ササッと済ませます

 

友人は立派な天体望遠鏡を設置。そして、なぜか分厚い美術の図鑑も

 

テントを張る気配無し

 

『テントは張らずに車で寝るのね』と思っていたら

 

 

河原にこたつ布団を二枚重ねてひいて

 

川の横で川の字に3人がゴロン笑

 

星座盤を動かしつつ、ペンライトで星をさして

 

夜明けまで星を観ながら『ギリシャ神話』の、はじまりはじまり~

 

友人曰く星空は、超スローな動画らしい

 

 

どうやら友人はギリシャ神話にハマっているらしく

 

水金地火木土天…などの惑星、月(衛星)、星座、神話も諸説含め全てを話してくれ

 

ずっと楽しそうに説明↑

 

弟君もテンション高め↑

 

「ギリシャ神話は色んな名前に使われてて、アポロ13号も、美術や音楽にも影響してるねん、ほら、凄いねん!」と言って図鑑を広げて見せてくれます

 

顔を見なくても、姉弟の目は星以上に輝いてそうと思いつつ

 

恥ずかしながら、知らないことだらけで

 

ついていけない(^^;

 

 

日本の神話では天岩戸に隠れてしまった天照大神に出てきてもらうよう、みんなが楽しそうに歌ったり舞ったりした末、なんとか岩戸を開けてくれたので、世の中には再び光が照らされ、めでたしめでたし・・・

 

そして二度と岩戸で入口が塞がれないよう、力持ちの神様が岩戸を投げて落ちたところが長野県の戸隠神社だとか

 

かなりの長距離を投げるのね。と思っていましたが

 

ギリシャ神話の場合、ある時は自分の身を守るために邪魔者を空に放り投げて星座にしたり、功績を称えて星座にしたり

 

スケールの大きさと刺激的な物語のおかげで、途中から、眠気が吹っ飛んでいました

 

 

姉弟の話によると、ギリシャ神話の名医『アスクレピオス(へびつかい座)』の杖が医療のシンボルになっているとのこと

 

また、彼を祀った古代劇場(エピダウロス劇場)の遺跡は世界遺産に登録されていて

 

現存する劇場にある碑文には治癒した症例が彫られているそうです

 

蛇に噛ませて治療したり、夢で身体を癒す方法についても…そういえば話してくれていました

 

2000年以上も前に書かれた碑文のどこまでが本当なのか疑っていましたが、今は身体を癒すことに関して、事実も書かれているように思えます

 

癒やす方法は人それぞれ、多種多様

 

 

当時は素通りでしたが、振り返って同感できる部分があり、なんだかホッ^^

 

ギリシャ古代文明に貢献したドイツの考古学者シュリーマン(今年生誕200周年)は

 

幼い頃に読んだホメロスの叙事詩を空想の話だと周りにどれだけ言われても、史実だと信じて遺跡を発掘した人物らしいです

 

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先月、大阪の箕面で散歩中、目の前に『マムシ』がウネウネとやってきたので、思わずパチリ