USAヒーラージュリア鈴木亮子さん:私がレイキヒーリングに長年通わせてもらっている病院で感じたことを
お伝えさせてもらいますね。この先、文章を読み進めていく中で数か所、不愉快な思いをさせてしまうかもしれません。
お話しを進めていく上での表現をお許しください。
まず、病気と闘う『闘病』という言葉自体に、違和感を感じております。
自分の中にある変化してしまった部分に対して、そこに排除・否定・抵抗・敵対心・拒絶するというようなネガティブな感情をより強調させてしまう言葉と思われるからです。
心と身体は繋がっていますので、ご自身の身体の一部のことをネガティブにとらえた気持ちで、日々を過ごすよりも、
ご自身の『心の在り方』を少しずつでも無理なく、いい方向に舵を切ることが出来たら、心や頭が整っていき、身体に伝わっていくものかもしれません。
入院して治療を受け始めてから、明るい兆しのみえる方もいらっしゃれば、逆の方も、そばで見てきました。
ヒーリング中、ある患者さんは顔の筋肉がゆるんで表情が柔らかくなり、気持ちよさそうに眠られ、ある方は痛みで眉間にシワを寄せたままだったり、様々です。
また緊張されている様子の方には、こちらから話しかけて気持ちをほぐしてもらえるよう努めております。
こちらから話しかけると、笑っていろいろな事をお話しになり、話すことでヒーリングも出来ているのではないかと思われます。
生まれ育った生活環境や体質の差はそれぞれあるにしても、同じ病院で同じ食事を食べて、同じ最先端の治療を受けているのに、
効果のある方と、薄い方がいらっしゃる。この差は何だろう?といつも思っていました。
周りを見渡すと、食生活に注意して定期的に運動もして健康的な日々を送っている方が患ってしまわれる一方で、
たくさんお酒を飲んでタバコを吸って、健康上、良くないと言われていても好きなものを食べ、100歳まで生きている方もいらっしゃる。
この差は、持って生まれた体質やDNAだけでは説明がつかないように思われます。
「体にいいもの」を求め過ぎる生活を送ることは、度が過ぎてしまうと、知らず知らずの内にストレスがかかり
逆に負担が増えてしまった生き方へと変わってしまう可能性もあるのではないかと考えるようになりました。
日本で10年以上も前の話ですが、テレビで『バナナが身体にいいらしい』という情報が流され、店頭からバナナが消え、即完売してしまった出来事がありました。
でも今はどうでしょう?いいものでしょうけど、完売はしていません。
普通に店頭で売られています。
私はヒーリングを通して、いろんな患者さんと接し『心の在り方』って、大切ではないかなと思うようになりました。
理想は物事を深く考えすぎない、気持ちの切りかえ…にこやか、穏やか、爽やか、など
もちろん、不幸な状況に陥った時や病気になった時に明るく生活するのは厳しいかと思います。
よくいわれる体質というものも、全てという訳ではないにしても、長年にわたって私たちの心の一部分が、
もしかしたら何かしら身体に反映して具体化しているものではないか?とも思うようになりました。
そして治療のよく効く方と効かない方がいらっしゃるのも、なんとなくわかるような気もしてきますし、
レイキも効果がとてもあると思える方と、そうでない方がいらっしゃるのも、同じような理由になってくるのかな、と。
レイキが働きかけるのは、病気だけ、というよりも、
ヒーリングを受けられた後の多くの方からの感想からも、心への働きかけもあるように思われます。