何度か『ちりめん山椒』を作っている内に、ゆったりした気持ちでリフレッシュしたい時に作っているのかもしれない
と思うようになりました。材料も少なく、作り方も易しいのですが、シンプルなだけに、ちょっとした影響が味に出る気がします
母が作るのは私と違って、いつも同じ味。なかなか好評で、頼まれると、ご近所さんに配ったり、レシピも渡したり、嬉しそうな様子
でも、お人好しではなく「気持ちに余裕のある時にしか作らない」と決めているそうで、頼まれても「次、作る時に声かけるね」と自分に無理をしてまで作ることはしません
今回、私は少量をリラックスして、丁寧に『ちりめん山椒』を作ってみました。そして出来上がったのを母にお裾分け
やっと…褒めてもらえました⤴
私が「そしたら、もっと大量に作ればよかったわ。でも...どうやろ」と言うと「そう、分かってるね。常にこの味にするのが大変なのよ～まだまだこれからだね」と、かえってきました
あら～⤵
褒められたの一瞬？
そして最近、我が家で沢山お話ししてくださった女性が「私は母から『いい加減』は『良い加減』を知ることやで。って、ずっと言われ続けていたんです。やっと、その意味が分かってきたって感じなんです。
頭で理解しているのと、体験では理解の落とし込み方が違いますね、納得いきますもん！体験、体感、ほんま大事ですよね～」と話されていたのを思い出しました
また作ろうっと⤴
市販のものには足元にもおよびませんが、たまに登場する我が家の『ちりめん山椒』、味わい深い名脇役です