・ヒーラー玲奈さんのレポート

去年、レイキグループ内での勉強会後「自分の病気に感謝している」というお話しをされたヒーラーさんに私の方から

「いつまででも待つから、もう少し詳しく、病気に感謝するまでに至った自分なりの考えを書けるようなら書いて欲しい。きっと誰かのお役に立てると思うから」と依頼したところ、アッサリ「いいですよ」と。以下、掲載させてもらいました

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一度も大病をしたことのない私が、突然、難病に倒れました。四ヶ月の間の入院生活を経て、退院後は薬の副作用や後遺症に悩む日々の中でレイキヒーリングに出会い、今では心身健やかに穏やかに過ごしています。私自身の闘病生活で得たことを振り返ってみて、伝えていきたいと思い、その体験談を綴らせてもらいます。

 

◆成人スティル病発症

 

発症したのは五年ほど前の夏でした。夜中に突然高熱が出るけれど日中は平熱という不思議現象が数日間続き、そのうち首から肩にかけてのリンパ節複数個所腫れ、のどの痛み、四肢を中心とした皮疹の出現がありました。手足と顔がチリチリ痒くなり、日光過敏なのか夏風邪をひいたのだと思い、耳鼻科にかかったところ「亜急性壊死性リンパ節炎」や「悪性リンパ腫」を疑われました。精密検査を受けることになり、大学病院を紹介されましたが、体調はどんどん悪化し、夜中の高熱と共に首から腕、背中、足と身体に筋肉痛のような痛みが出始め、痛みだけでなく自力で身体を動かせなくなり、紹介されていた大学病院へ予約日を待たずに緊急入院することとなりました。約二週間にわたる検査の結果「成人スティル病」(膠原病類縁疾患・難病指定)と診断されました。

 

 

◆睡眠時間三時間・疲労蓄積の毎日

 

私はその当時、早朝から深夜まで仕事をしていました。営業職で、任される仕事が増え、得意先との関係も安定継続していたので、仕事の拘束時間は長かったですが毎日やりがいを感じ、充実していて、仕事を楽しんでいました。連日の深夜帰宅も全く苦ではありませんでした。ほぼ朝食抜き、昼食は外食、夕食はコンビニ弁当中心。帰宅が遅いので、夜または朝にシャワーを軽く浴びる程度で、ゆっくり湯船につかることも殆どなし。睡眠時間が三時間程度という生活が長く続いていました。気づかぬうちに疲労は相当蓄積されていたのだと思います。

 

◆予兆・不健康な生活

 

今思えば、発病前から予兆がありました。倦怠感が強く感じることがあったり、胃痛、腹痛(ガスたまり感)が慢性的にあったり、右膝が慢性的に痛かったり(一度、整形外科で診てもらい、異常なしでしたが、このような病気になる人に膝が痛くなる予兆があるのは後から知りました)。

また、私は人に厳しく自分にも厳しい性格で、人あたりもキツく、ピリピリしていました。常に何かに怒りの感情を持っていて、毎晩、友人にグチばかり言っていました。

 

また、食べることと寝ることが面倒(寝る時間がもったいない・無駄と思っていました)でした。寝る時間を惜しんで仕事をしたり、飲み歩いたりしていましたし、お腹もあまり空きませんでした。不健康な生活をしてきたために精神的にも不安定で、身体の巡りも悪く、疲労を蓄積していました。

 

また、発病前にショックな出来事が立て続けに起きました。この時に今まで感じたことのないほどの「心身のダメージ」を受けたと思います。肉体と魂が分離するような不思議な感覚がありました。現実逃避したい気持ちが、そんな感覚になって現れたのかもしれません。この時「私、近々壊れるかも」と感じたのを覚えています。

 

「成人スティル病」は原因不明の病と言われていますが、数年間蓄積されてきた心身疲労・自律神経の乱れ、そして疲労が溜まっているところに大きなストレスを抱えたことが発症の引き金になったと個人的に感じています。

 

◆退院後の状況

 

入院中は炎症を抑えるための治療(点滴・投薬・血漿交換など)を数多く受けました。再発を繰り返しながらもなんとか入院から四か月経った頃に退院ができました。

 

しかし入院中に投与されたステロイド剤の副作用が大きく出てしまい、退院する頃には見た目が変わってしまいました。顔のむくみ、野牛肩、お腹の張り。食欲も止まらず、体重は十キロほど増えました。

 

周囲から哀れな目で見られるのが辛かったです。自分を鏡で見ても、まるで別人のようで、最初のうちは自分自身もその変わりようを受け入れられませんでした。

 

また、筋力低下のため、歩くたびに足が地面にめり込んでいくかのように身体が重く感じ、すぐに息が上がってしまうようになりました。普通のスピードで歩けるようになるのに半年以上かかりました。入院生活よりも退院してからの炎症を抑え込んでの生活の方が精神的苦痛が大きかったです。

 

 

◆闘病を通しての「気づき」

 

しかし入院して悪いことばかりでもなかったです。今の私は闘病を経験したからこそ心身ともに元気に過ごせていると思っています。入院中に自分の考え方・人への接し方・生活スタイルを猛省できました。

 

発病当初は「どうして私がこんな目に遭わなければならないのか」「私は今まで頑張ってきたのに私の何がいけなかったのか」「この先、私は社会復帰できるのだろうか」と怒りと戸惑いしかなかったのですが、ただ何もせず、ベッドで点滴しながら横になっているだけの日々の中で冷静に自身を省みることができました。

 

こんな状況に至ったのは自分の在り方に原因があるのではないかと自分を見つめ直したり、「今まで生かされてきたのは自分だけの力ではない、家族や友人や職場の仲間たちあってのことだった」と当たり前のことに心の底から気づき、周囲への感謝の気持ちがわきました。

 

退院してからは、その気づきが自然と表に出るようになり、自分でも不思議なくらい人あたりが柔らかくなり、人に対して素直に(上辺だけじゃなく心の底から)「ありがとう」と相手の目を見て言えるようになりました。

 

仕事も発症前までは一人で抱え込みがちでしたが、今では素直に人を頼るようになり、その結果、協力体制ができて、仕事を皆で楽しくできるようになったと感じています。

 

中には「おっとりした性格になって勢いがなくなってつまらない」とか「以前はもっとキビキビしていたのにねぇ」と残念そうに言う人もいますが、もう以前のように過度に頑張るのを止めたので、残念がられても気にしません(笑)

 

また、人にやさしく自分にもやさしくなりました。自分のこともかなり甘やかすし、他人に自分の価値観を押し付けることもなくなりました。人には人の都合がある・それぞれ価値観も違うと素直に思えるようになりました。

 

もし相手に不満を抱いた時には、相手に分かってもらうために、私はどう行動したらいいだろうかと、まず、自分のあり方に立ち返るようになりました。

 

また、心身の健康には睡眠が欠かせないと気づき、一日六~七時間は必ず寝るようにしています。

 

いつもせっかちにスケジュールをびっちり詰め込んで生活していましたが、なるべく休日はのんびり過ごすようにしたり、日常の喧騒を逃れて森林浴をしたり、落ち着くカフェで時間を過ごしたり、習い事をして気分転換したり、週末はリフレッシュするようにもなりました。

 

 

◆レイキヒーリングとの出会い

 

退院してから定期的に通院し、再発もなく社会復帰でき、闘病から得た気づきを胸に明るく前向きに生活しているものの、毎日、ステロイドの副作用の倦怠感も強く残っていて、時々、精神的に落ち込み、引きこもりたくなる時期がきたり、波がありました。心が不健康状態。

 

二年前、この状況をどうにかしたいと思い、ヒーリング等を受けることで心が良い方向にむかって、もっと軽やかな気持ちで生きていけるキッカケが欲しいと思い、ネットでヒーリングについて調べたときに出会ったのが「レイキヒーリング」でした

 

レイキヒーリングは癒しの技法を学ぶとともに、自分自身のあり方について気づきをもたらしてくれると感じています。レイキを受講するうちに自然と自己反省ができ、まわりのあらゆるものに感謝する気持ちがより強くなり、心身ともに清々しい気持ちになれます。

 

ヒーリングの送り手・受け手になる時も、ただ無心にレイキが流れるのを感じている時は心身ともに完全にリラックスできます。

 

負の感情が芽生えそうな時や落ち込みそうになった時、レイキは役に立っていて、学んでよかったと思っています。病気を再発させない自分づくりにもなるし、円満にストレスレス対人関係の構築にも役立っていると感じています。

 

◆闘病生活とレイキヒーリングを伝えていきたい

 

闘病を通して得たものは「感謝」の気持ちです。

私は周りに生かされている。ひとりでは生きていけない。

人に感謝、ものに感謝、周りの環境に感謝。

そしてそのことに気付かせてくれた病気に感謝。

病気をきっかけに出会えたレイキヒーリングに感謝。

レイキヒーリングを通して知り合ったお仲間の存在に感謝。

感謝に満ち溢れています。

 

病気をしていなければ、私はあのままストイックに神経質に生き続けて、過労死するか完全孤立した人間になっていたかもしれません(苦笑)。

 

自分の身体の変調に少しでも早く気付けるよう、アンテナを意識しつつ「しんどい時は決して無理せず、自分にも人にも寛容に」を心がけて睡眠や食事をしっかりと」とりながら穏やかに日々過ごす。それが健康維持や私のように持病を持った者たちにとっての特効薬なのかもしれません。

 

今現在、検査結果の数値が難病指定からはずれ、安定しています。再発しないとは言い切れませんが、これからも自分の体験したことを情報として必要とされる方に発信して、その方たちのお力になれたらと思っています。

 

レイキヒーリングで癒しを発信できる人間になれるよう、日々健やかに過ごしながら精進していきたいと思う毎日です。

 

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以上、レポートありがとうございました

 

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